誰でもある?浮気心
浮気心というのは男女問わず、誰にでもあるのではないでしょうか。
もちろん、浮気なんて考えたこともないという人もいるでしょうが、心の中でふと他の人のことを意識してしまうということはあるものです。
ある意味、それは自然なことです。
ただ通常それは一過性のものであり、しばらくすれば冷静に我に返ることができます。
理性でコントロールできる間は特に問題にはなりません。
しかし、中には一過性ではなく、ズルズルと引きずってしまうこともあります。
気になる人がいつもそば近くにいると、そのように少し深みにはまってしまうということもあるでしょう。
ただそれでも、相手方にその気はなければやはり浮気には発展することはありません。
本当の浮気へと至るには、通常はかなりのステップを踏むことになるわけです。
浮気をしてしまう心理
浮気をしてしまう人というのは、心が弱い人あるいはふしだらな人なのでしょうか。
すでに結婚している人であれば、家庭もあるでしょうし、本来そう簡単に浮気まで発展することはないはずです。
理性がどこかで働いてストップをかけるからです。
しかし、もしその理性が働かない状態になってしまうとするならば、その原因がきっとあるのです。
つまり、夫(妻)に相手にしてもらえないとか、一人でいつも寂しい思いをしているということです。
男性の場合は性欲を満たしたいからつい浮気してしまったというケースも少なくないのですが、そのような場合であっても奥さんとの間がいつも満たされていれば、他の女性で性欲を満たしたいという思いには至らないでしょう。
いずれにしても、本来満たされ合うべき関係がだんだんと薄れ、心に隙間ができ、その隙間を埋めたくて他の人に心が向けられてしまうと、本格的な浮気へと落ちてしまうことになります。
浮気は途中から後悔する
浮気というのは、始まった当初はまるで初恋のようにわくわくするものです。
少しいけないことをしているという思いが、逆に興奮させるのかもしれません。
夫婦間にはすっかり冷めてなくなってしまったような情熱がそこにはあり、どんどん深みにはまっていきます。
浮気こそ本当の純愛だという人も少なくありません。
リスクを冒してまで恋に落ちていくのだから、これこそ純愛なのだというわけです。
そんな小説や映画もたくさんあります。
そして、それに共感する人も少なくないのです。
潜在的にそのような純愛を心のどこかで求めているということです。
しかし、燃え上がるような情熱が少しずつ冷めてくると、徐々に理性が戻ってきます。
問題はこのときです。
子どものことを考え、家族のことを考えます。
浮気相手との今後のこと、将来のことも含めて考えられるような冷静さが戻ってきたとき、後悔の念が生まれます。
浮気の最中も常に、心のどこかで後悔する思いがあったかもしれません。
その思いを打ち消すように走ってきたのです。
ところが、冷静になって立ち止まったとき、今自分は何をしているのだろうかと我に返るのです。
浮気した心の後悔はごまかせない
浮気を最後までごまかすことができるかもしれません。
実際にそのような人は少なくないことでしょう。
しかし、夫(妻)は騙せても、自分の心を騙すことはできません。
だから後悔の念にとらわれてしまうのです。
また、浮気がバレてしまったら、違った次元での後悔が待っています。
2人の関係を元の関係に戻すことはもはや不可能です。
そのまま離婚に至るケースも多く、そのとき誰も自分の味方にはなってくれません。
後悔してもしきれないことでしょう。
離婚に至らなくても、相手の心の傷を癒すことは難しいでしょう。
それを引きずったまま残りの生涯を送るというのは本当につらいことです。
もし浮気がバレていないのなら、墓場まで嘘をつきとおす、これがせめても相手に対する優しさでしょう。
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